2010年9月23日木曜日

自動車保険の補償額

自動車保険の補償額は過不足なくしておきたいものですが、それではいったい、どれくらいの補償額にしておけばよいのでしょうか。

素人には全く見当が付きませんよね。

もちろん、人によって事情が異なりますし、考え方も異なりますので一概に言い切れるものではありませんが、参考となる考え方をお示しします。

大きなものとして対人・対物賠償があります。

まず、対人賠償についてですが、人身事故は高額な賠償が必要となる可能性があります。

特に医師や弁護士等、高額の収入をもつ人を死亡させてしまった場合、賠償額はかなり高額になります。

したがって、「対人賠償」は「無制限」にしておくのが安心です。


次に、他人の車やモノへ損害を補償する「対物賠償」は、それほど高額にはならないことも多いですが、相手がバスやトラック、タクシーといった業務車の場合は、「休業補償分の賠償金」も支払わなければなりません。

踏み切り事故を起こして電車の運行を妨げたような場合は、かなりの高額になることが予想されます。最低でも1000万~2000万円程度の補償を確保しておきましょう。


また、交通事故でケガをしたり死亡した場合、自分にも過失がある場合は、その割合に応じて保険金を減額されてしまいます(過失相殺)。

「人身傷害補償」に加入しておくと、過失割合にかかわらず人体への傷害を補償してくれます。

この補償は自分の車に乗っているときだけでなく、他の車に乗っているときや歩行中の事故も対象となります。

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