2010年9月24日金曜日

保険と税金(1)

生命保険に加入し、保険料を支払っている人は、保険料支払額に応じて、一定額が所得から控除されるため、税金(所得税と住民税)が安くなります。

なお、生命保険には、簡易保険、共済掛け金も含まれます。


【所得税について】

年間正味払込保険料が25000円以下の場合・・・支払い保険料の全額が控除

年間正味払込保険料が25000円超、50000円以下の場合・・・支払い保険料の半額+12500円

年間正味払込保険料が50000円超、100000円以下の場合・・・支払い保険料の1/4+25000円

年間正味払込保険料が100000円超の場合・・・50000円


【住民税について】

年間正味払込保険料が15000円以下の場合・・・支払い保険料の全額が控除

年間正味払込保険料が15000円超、40000円以下の場合・・・支払い保険料の半額+7500円

年間正味払込保険料が40000円超、70000円以下の場合・・・支払い保険料の1/4+17500円

年間正味払込保険料が70000円超の場合・・・35000円


また、生命保険とは別に、個人年金保険も同様に控除があります。

つまり、例えば、生命保険料を年間10万1円、個人年金保険料を年間10万1円、支払っている人は、所得税ではその年の課税所得から10万円(5万円+5万円)、住民税では課税所得から7万円(3万5千円+3万5千円)が控除されます。

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