がん保険の基本的な保障は「がん診断給付金」「がん入院給付金」「がん手術給付金」の3つです。
それぞれについて見ていきましょう。
①入院給付金
がん保険の入院給付金は入院1日目からもらえます。
医療保険と違って、がん保険の入院保障は給付金の回数と日数に制限がありません。
例えば、入院給付金1日あたり10,000円の設定で365日間入院したとしたら365万円受取れます。
②手術給付金
多くの場合、がん入院給付金日額の10・20・40倍に設定されています。
例えば、入院給付金日額が1万円の場合、「がん手術給付金」は1回あたり10・20・40万円になります。
何の手術をすると20倍になるかなどは、約款の「対象となる手術および給付倍率表」に細かく記載されています。
「がん手術給付金」をもらえる回数は、「がん入院給付金」と同様に制限がありません。
何回でも手術をしたら給付金が受取れます。
③診断給付金
初めてがんと診断確定された時、または初めて診断確定されたがんにより入院を開始した時に、一時金として100万円等の大きな額の給付金がもらえます。
診断給付金は給付金額の大きさからみても、がん保険の保障の中で一番重要な保障になります。
ほとんどのがん保険は、がん入院給付金日額の20~200倍の範囲で診断給付金額を設定しています。
例えば入院給付金が日額1万円なら診断給付金は20~200万円になります。
ただし、上皮内がんについては、他のがんと同じように保障してくれるものもあれば、1/10に減額されてしまうなど差をつけているものもあります。注意深く確認しましょう。
診断給付金の回数制限について保障期間中1度だけしか給付してくれないがん保険と、複数回給付してくれるがん保険があります。
複数可能な場合は、2年以上経過して再発した場合などに再び給付金をもらう事が可能です。
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